最近、スマートフォンを活用して小額から始められる「おつり投資」と「ポイント投資」が話題になっています。

少しでもお金を増やしたい方は、「おつり投資」と「ポイント投資」の特徴やメリットをチェックしておきましょう。

おつり投資の特徴

「おつり投資」とは、クレジットカードや電子マネーで買い物をした際に端数のおつりを積み立てて投資に回すことです。

現金のおつりではなく、買い物履歴を読み取って端数のおつりを自動計算されることが特徴です。

お釣りの単位は100円、500円、1000円に設定することができます。

〈おつり投資の例〉

・100円単位　80円の物を購入で20円の積み立て

・500円単位　400円の物を購入で100円積み立て

・1000円単位　800円の物を購入で200円積み立て

スマートフォンに家計簿アプリとクレジットカードや電子マネーを登録して連携させます。

アプリの買い物履歴から端数のおつりを計算して1か月毎にまとめて積み立てる仕組みです。
気になる運用にかかる運用手数料は、投資額が少額のうちは無料もあり、相場は月々300円程度です。
ETF売買手数料など、純資産額に対して年率0.1〜0.3%（税抜）くらいの費用がかかります。

おつり投資のメリット

おつり投資は、まとまった投資資金はないけれど、
少額から投資をしてみたい方に最適です。

わざわざ資金を用意して投資する必要がなく、日常の買い物で発生したおつりで投資できるのがメリット。

単位の設定は100円、500円、1000円と自分で決めることができるので無理なく継続できます。

スマートフォンに家計簿アプリをインストールしてクレジットカードや電子マネーを連携させるだけ。

端数を毎月まとめて投資に回してくれるので、手間がかからず、貯金箱にコインを貯める感覚で始めることができます。

ポイント投資の特徴

ポイント投資とは、dポイントや楽天ポイントといったポイントを投資資金にできるサービスです。

おつり投資と同様にまとまった投資資金を用意することなく投資を始めることができる仕組みです。

投資に回せるお金がない方、初めて投資にチャレンジしたい方はポイント投資が最適です。

ポイント投資のメリット

ポイント投資には、普段のお買い物でもらえる楽天スーパーポイント、楽天証券のポイント投資などが人気です。

dポイントの「ポイント投資」はロボアドバイザーTHEOが運用してくれるサービス。

ポイントの他にもANAマイルは貯まったポイントを
投資に回すことも可能です。

このように、投資用にまとまった資金がなくても、ポイントやマイルが運用原資となるサービスを利用することもできるのです。

まとめ

今回は、「おつり投資」と「ポイント投資」の特徴とメリットをご紹介しました。

投資を始めたいけど、お金に余裕がない場合はポイントやマイルを運用原資に投資すると良いでしょう。