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2019.02.13コラム

サラリーマンが資産運用する際に覚えておきたい3つのこと

30代、40代くらいになってくると、資産運用のことを考え出す方もいると思います。
なかなか給料が上がらなかったり、給料自体が少なかったりすると、
いやでも先のことを考え出したくなるものです。
サラリーマンといえば、昔は安定した職業の代表格でした。
以前までは、新卒で入社した会社に定年まで勤めれば、それなりに資産を作ることができ、
老後も十分に生活していくことが可能だったからです。

しかし、現代においては、年金制度が破綻すると言われていたり、
生涯年収が減少したりと、サラリーマンが安定した職業であるというには
難しい時代になっています。
「そろそろ真面目に資産運用するか…でも、どんなことに注意したらいいのか
分からない…」

この記事では、資産運用を検討しているサラリーマンの方に向けて、
サラリーマンが資産運用する際に覚えておきたい3つのことをご紹介していきます。

①一度に多額の資金を投入しない

お金

大前提として、一度に多額の資金を投入しないことが重要です。
もちろん、サラリーマンといっても、それぞれ収入に違いがあるので、
大きい金額がいくらなのかは、人によります。
しかし、原則として、投資資金に回す金額に共通して言えるのは、
「0になってもいい資金」を投入するのが鉄則です。

例えば、預金が1億円ある人が1000万円分の株を買って0円になったとしても、
生活に困ることはないでしょう。
しかし、預金が50万円しかない方が10万円分の株を買って0円になってしまうと、
生活に支障が出てしまう可能性があります。
預金額によって投入できる資金が変わってくることも考慮しましょう。

②守りの投資を意識する

電卓の上でお金について悩むサラリーマンの人形

サラリーマンが投資をする際、元本が大きく変動してしまうリスクが高い投資の場合は、
あまり手を出すべきではありません。
元本の安全性を第一に考え、その上で預貯金よりも高い金利や分配金がつく
商品を選ぶべきです。

資産運用とは、生活を豊かにするためにするものです。
株式投資やFXなどをやっている投資家のうち、90%以上は元本を割って
本業から引退していると言われています。

一発逆転を狙って、お金を失ってしまっては本末転倒です。
攻める投資ではなく、守りの投資をすることを心がけましょう。

③長期投資を基本のスタイルにする

電卓とカレンダー

FXのデイトレードなどの短期投資は、
サラリーマンには非常に不向きです。
本業が忙しい人がほとんどのため、相場に張り付くことが難しいからです。
プロのトレーダーでも、相場に張り付いて見ていて負けることもあるのに、
サラリーマンがデイトレードに参加したところで結果は見えています。

長期投資を行なっても必ず成功するわけではありませんが、短期投資に比べると、
リスクが低いです。
株式や投資信託の投資を考えている場合は、しっかりと銘柄の研究を行うことが重要です。