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2019.01.16コラム

ソーシャルレンディングの問題点やデメリット

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人とお金を運用して増やしたい人を
マッチングさせるサービスの事を指します。
近年話題になっているクラウドファンディングの一種で、
「融資型クラウドファンディング」や、「貸付型クラウドファンディング」とも
呼ばれています。

比較的に利回りが高く、約5~15%ほどの利回り率の案件が多いです。
国債や定期預金が1%にすら満たないものが多いのに対して、
年利約5~15%というのは非常に魅力的な数字と言えます。

しかし、そんな話題を集めているソーシャルレンディングですが、
決してメリットだけではありません。
投資である以上、常に大きなリスクがついて回ることを忘れないようにしましょう。

ソーシャルレンディングのリスクとは?

ソーシャルレンディングのリスク

保全性も利回りも比較的高く、運用が楽なソーシャルレンディングですが、
当然デメリットも存在します。

大きな金額を稼ぐことは出来ない

FXや株式投資など、大きく価格変動をするものであったり、元手の数倍の投資が可能な
レバレッジをかけることの出来る投資は、元手の資金を大きく増やすことも可能です。
しかし、ソーシャルレンディングではどんなに高くても、利回りは約15%ほどです。
大きな価格変動がないため、大きな損失を被りづらいという一面がある一方で、
一度に大きな金額を稼ぐことは出来ません。
安定的に運用していきたい方に向いている、いわば、「守り」の投資であるということを
忘れないようにしましょう。

貸し倒れのリスクがある

貸し倒れとは、投資先の企業がなんらかの理由で返済することが出来なくなってしまった
場合、投資した金額の一部、もしくは全額が返ってこないことです。
投資先を決める際には、貸し倒れの可能性も考えなければいけません。

流動性が低い

基本的には、一度投資を行うと満期を迎えるまで資金を引き出すことは出来ません。
そのため、生活資金を削ってまで投資を行ったりすると、非常に危険なため控えるように
しましょう。

ソーシャルレンディングの投資をする上での注意点としては、
概ね以上の3点が存在します。
ソーシャルレンディング自体は、比較的に他の金融商材と比べても安定していると
言えますが、デメリットがあることを忘れてはいけません。
投資である以上、リスクを背負うことになるので、損失が出ても基本的には自己責任です。
自身で責任を持ち、上記のようなデメリットも理解した上で、
ソーシャルレンディングへの参入を検討してみてください。